様々な産地の良質な天草を原材料として職人が各産地の特徴を活かし絶妙なバランスでブレンドし最高級の寒天を作ってます。
昔ながらの伝統を守りながらより良い品質を目指しているため研究し必要に応じて新技術も導入しています。
原材料により粘度や強度が微妙に異なるため職人が研究しお客様のニーズに合わせて製造しています。
奈良時代の天平5年(733年)の出雲国風土記の中に天草から寒天分を抽出し食用にしていたことが書かれていることから、この頃から寒天が作られていると考えられています。スローフードの原点とも言われる「細寒天」は岐阜の寒い気候を利用して人の手の中で次のような工程で高品質にこだわり愛情を込めて丁寧に作られています。
原料の天草を水に浸した後、水を加えて流しながらしっかり洗浄します。
洗浄した天草を沸騰した窯で約30分煮た後、約12時間寝かして寒天質を抽出します。
ポンプで凝固舟(小舟)に移し、室温で約20時間静置して凝固させます。
凝固したものを棒状に切断します。
棒状にしたものを天筒で突出し、よしずの上に広げて戸外の凍結場へ運びます。
凍結したものを天日で解凍。凍結と解凍を20日程くり返し水分を蒸発させます。
自然乾燥で干しあがった寒天に汚れなどがないかを一枚づつ丁寧に検品します。
愛情入り寒天の出来上がり❤
品評会ではほぼ毎年賞を受賞します。
*農林水産大臣賞 受賞
*岐阜県知事賞 受賞など